MovableTypeとWordPress
今日はCMSというより、ブログシステムと言ったほうがよい、MovableTypeとWordPressを比較してみようと思います。
MovableType
まずはMovableTypeですが、シックスアパートというアメリカの会社が作成した事実上ブログシステムの草分け的存在、老舗という位置づけです。
現在、個人使用はフリー(無料・オープンソース)、商用使用の場合は5万円程度からといった分け方になっています。(その他に、MTという商用利用OKですがフリーというバージョンも新たにできました)
世界的シェアはトップではないようですが、日本ではソフトバンクが代理店についていることもあり、実際に稼動している導入例としては、日本に限ると一番多いのではないかと思います。
MovableTypeはトップクリエイターの方々に受け入れられ、書籍も30冊は出ています。現在もどんどん新しい書籍が出ています。
クリエイターに使ってもらって、導入を勧めてもらうという戦略が功を奏していると思います。このあたりは、やはりソフトバンクの戦略がよかったということになるのでしょうか?
内部的にはPerlという言語を使用しています。
導入についてですが、書籍がたくさん出ているため、比較的簡単に導入できると思います。
カスタマイズできる業者もたくさんいますので、導入しやすいと思います。
WordPress
一方、世界的にはトップシェアであるWordPressについてです。
現在、個人使用も商用使用もフリー(無料・オープンソース)です。
世界的には一番使われているブログシステムになります。
日本ではどちらかといえば技術者寄りの方が導入している?ような印象です。やはりphpという技術を使用しているからでしょうか?
内部的にはphpを使用しています。
導入についてですが、書籍はとても少ないです。現在5冊ほど。
カスタマイズできる業者も最近は増えてきました。
しかし、やはり日本ではMTが有利かもしれません。
というのは、WPはフリーであるため、何か起こったときに責任問題になるといけないので、フリーのツールは避ける傾向にありました。
MTはサポートを受けられるという安心感があります。このため、担当者の方としては万が一のことを考えて、サポートがあるほうを選ぶことが多いような感じを受けます。
といっても、万が一何か起こったとき、例えば脆弱性を突かれてデータが流出したなどの問題をMTの販売会社が責任を取るわけではありません。サポートを受けられて助かるのは制作側ですので、お客さんがご自分で制作する場合以外はあまり変わりないと思います。
実は、わたし的には、MTよりWPの方が取っ付きがよく、クライアントさんのサイトもほとんどWPで作成してきました。
今のところ問題はありません。表示も早いし、お客さんにも好評です。
もちろん、制作側として、MTの方に軍配が上がる場合も多くあります。
やはり事例によって使い分けをする方がいいということになるんでしょうか?
ざっと言ってしまうと、MTはデザイナー寄り、WPは技術者寄り。大雑把に言ってしまえばですが・・。異論もあると思います。
(この記事はAllAbout Profileにも掲載しています)